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2023.6.30

Tシャツくんシルクスクリーンインク リッチ・プレーン・ソフトを黒い生地に刷ってみる

Tシャツくんシルクスクリーンインク プレーン・リッチ・ソフトの比較

Tシャツくん水性シルクスクリーンインクには様々な種類がありますが、その中でもスタンダードなのは「プレーン」「リッチ」「ソフト」の3つ。
プレーンは誰にでも使いやすく、リッチは濃い色の素材に、ソフトは染みこむタイプでやわらかい、などそれぞれ特長があります。…が、いまいちピンとこないなぁ、という方も多いはず。

今回は一目でその違いが分かるよう実験してみました!
(ちなみに、触っていただくとその違いがより鮮明に分かるのですが、画面越しでは伝わらないのでみなさんぜひお近くの販売店、もしくはHANDo KICHIJOJIで触ってみてくださいね!)

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<今回の実験>
使用したインク:プレーン・リッチ・ソフトの「あか」
使用したスクリーン:Tシャツくんスクリーン120メッシュ
刷り方:一回刷り
刷った生地:綿100%のTシャツ

①リッチで白生地、黒生地にプリント

Tシャツくん水性シルクスクリーンインク「リッチ」のあかでプリント

白生地は問題なくプリントできました!
黒生地にもなかなか発色良くプリントできました。
今回は比較しやすいようすべて120メッシュで1回刷りなので、2回刷りなどすればもっと発色が良くなりますよ◎(黒生地には2回刷りがおすすめ)

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②プレーンで白生地、黒生地にプリント

Tシャツくん水性シルクスクリーンインク「プレーン」のあかでプリント

こちらも白生地には問題なし。
一方、黒生地には印刷自体は問題ありませんが、リッチと比べるとやや発色が弱いような気がします。

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③ソフトで白生地、黒生地にプリント

Tシャツくん水性シルクスクリーンインク「ソフト」のあかでプリント

ソフトも白生地には問題なくプリントできました。
が、黒生地には全くと言っていいほど発色しませんでした。

というのも、ソフトは元々「淡色素材専用」なのでご安心を。
肌触りがさらりとしていて生地に染みこむようなタイプなので、白などの淡い色の生地専用となっています◎

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3つを比較してみる

Tシャツくん水性シルクスクリーンインク リッチ・プレーン・ソフトの比較

上から順に、「リッチ」「プレーン」「ソフト」となっています。
比較すると違いがよく分かりますね。

黒生地にプリントしたい!という方は迷わず「リッチ」を使ってみてください。
一方、白やキャンバス地など淡い色にプリントすることが多い!という方は、どれを選んでもOK!
ただ、とある理由から白系の生地にプリントする方には「プレーン」「ソフト」の2つをおすすめします。
その理由は…

「リッチ」は目詰まりしやすい

リッチは黒系の生地によく発色する代わりに、どうしても目詰まりを起こしやすいのです。
なぜなら、インクのベースに使われている材料が「白色」で「こってり」しているから。
なぜベースが「白色」なのかというと、黒い生地に良く発色させるため。
白が混ざっている分、黒などの色が沈みやすい生地にプリントした時もきれいに発色するようになっています。

●リッチ
ベースが白色でこってりなので黒生地に良く発色する代わりに、目詰まりを起こしやすい

●プレーン
ベースは白と透明の混合なので黒生地への発色はリッチに劣るが、目詰まりを起こしにくい

●ソフト
ベースは透明でさらさらなので黒生地には全く発色しないが、目詰まりのしにくさNo.1

インクを使い分けてみよう

リッチ、プレーン、ソフト、それぞれメリットもあればデメリットもあります。
好みや用途によってインクを使い分けてみるのもおすすめですよ。
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