Tシャツくんシルクスクリーンインク リッチ・プレーン・ソフトを黒い生地に刷ってみる

Tシャツくん水性シルクスクリーンインクには様々な種類がありますが、その中でもスタンダードなのは「プレーン」「リッチ」「ソフト」の3つ。
プレーンは誰にでも使いやすく、リッチは濃い色の素材に、ソフトは染みこむタイプでやわらかい、などそれぞれ特長があります。…が、いまいちピンとこないなぁ、という方も多いはず。
今回は一目でその違いが分かるよう実験してみました!
(ちなみに、触っていただくとその違いがより鮮明に分かるのですが、画面越しでは伝わらないのでみなさんぜひお近くの販売店、もしくはHANDo KICHIJOJIで触ってみてくださいね!)
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<今回の実験>
使用したインク:プレーン・リッチ・ソフトの「あか」
使用したスクリーン:Tシャツくんスクリーン120メッシュ
刷り方:一回刷り
刷った生地:綿100%のTシャツ
①リッチで白生地、黒生地にプリント

白生地は問題なくプリントできました!
黒生地にもなかなか発色良くプリントできました。
今回は比較しやすいようすべて120メッシュで1回刷りなので、2回刷りなどすればもっと発色が良くなりますよ◎(黒生地には2回刷りがおすすめ)
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②プレーンで白生地、黒生地にプリント

こちらも白生地には問題なし。
一方、黒生地には印刷自体は問題ありませんが、リッチと比べるとやや発色が弱いような気がします。
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③ソフトで白生地、黒生地にプリント

ソフトも白生地には問題なくプリントできました。
が、黒生地には全くと言っていいほど発色しませんでした。
というのも、ソフトは元々「淡色素材専用」なのでご安心を。
肌触りがさらりとしていて生地に染みこむようなタイプなので、白などの淡い色の生地専用となっています◎
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3つを比較してみる

上から順に、「リッチ」「プレーン」「ソフト」となっています。
比較すると違いがよく分かりますね。
黒生地にプリントしたい!という方は迷わず「リッチ」を使ってみてください。
一方、白やキャンバス地など淡い色にプリントすることが多い!という方は、どれを選んでもOK!
ただ、とある理由から白系の生地にプリントする方には「プレーン」「ソフト」の2つをおすすめします。
その理由は…
「リッチ」は目詰まりしやすい
リッチは黒系の生地によく発色する代わりに、どうしても目詰まりを起こしやすいのです。
なぜなら、インクのベースに使われている材料が「白色」で「こってり」しているから。
なぜベースが「白色」なのかというと、黒い生地に良く発色させるため。
白が混ざっている分、黒などの色が沈みやすい生地にプリントした時もきれいに発色するようになっています。
●リッチ
ベースが白色でこってりなので黒生地に良く発色する代わりに、目詰まりを起こしやすい
●プレーン
ベースは白と透明の混合なので黒生地への発色はリッチに劣るが、目詰まりを起こしにくい
●ソフト
ベースは透明でさらさらなので黒生地には全く発色しないが、目詰まりのしにくさNo.1
インクを使い分けてみよう
リッチ、プレーン、ソフト、それぞれメリットもあればデメリットもあります。
好みや用途によってインクを使い分けてみるのもおすすめですよ。
みんなの推しインクはどれ?
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東京・吉祥寺でシルクスクリーン体験~手ぶらでできる体験コース&ワークショップ~
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シルクスクリーン工房HANDoで自由に制作しよう!
東京・吉祥寺にあるシルクスクリーン工房HANDoは、アーティストやクリエイターをはじめ、誰でも“ものつくり”を楽しめるスペースです。シルクスクリーンプリントや製本・断裁をはじめ、想いをカタチにする「場」として、クリエイティブな活動が自由に楽しめます。 HANDo工房の魅力は、初心者から上級者までが利用できるだけでなく、専門的な道具や機材が揃っていること!時間貸しのサービスで利用できるため、自分のペースで快適に作業することができます。 予約をすれば、シルクスクリーンプリントキット Tシャツくんやシルクスクリーン製版機・印刷機、製本・断裁機、布用インクジェットプリンターなどの機器を利用することができます。スタッフがTシャツくんの使い方などをしっかりサポートしてくれるので、専門知識は必要なし!初めての方でも安心して利用することができます。「シルクプリントに挑戦してみたい!やってみたい!」という方は、Tシャツやトートバックなどのプリント素材または製本材料などをお持ちのうえ、気軽に足を運んでみてくださいね。 ここからは、シルクスクリーン工房HANDoで制作を楽しむ方のために、利用方法や料金について分かりやすく説明します。 シルクスクリーンとは?何ができるの? シルクスクリーンとは、アートやデザイン、ファッション業界で幅広く活用されている印刷技術のひとつで、その魅力と可能性は無限大です。シルクスクリーンは、絵画やポスター、Tシャツやトートバッグ、キャンバスなど、様々な素材に独自のデザインを表現することができます。シンプルな文字から複雑なイラストまで、あなたのアイデア次第で、オリジナリティあふれる作品を生み出すことができます。 シルクスクリーン印刷のプロセスは、まずデザインを作成し、シルクやポリエステルなどの繊維でできた網目状の特殊なスクリーンをブラックライトで焼き付けることから始まります。水で洗い流しスクリーン版を完成させたら、印刷したい素材の上にスクリーン版を置き、スキージを使ってインクを下に向かって均等に伸ばしていきます。するとインクが網目を通過し、素材にデザインがプリントされます。 シルクスクリーン印刷の魅力は、インクの種類によって独特の質感や発色を表現できること!インクの種類だけでなく、スクリーンの網目の大きさを変えることで、表現の幅が広がります。例えば、グラデーションや立体感のあるデザインにしたり、蛍光色や金銀などラメが入ったインクを使ったりと、自分だけのオリジナルな作品を作り出すことができます。 また、シルクスクリーン印刷は、手作りならではの温かみや一点ものの価値を感じることができるため、友人や家族へのプレゼントにしたりイベントや展示会のグッズ制作を作ったり、自分のブランドまたはアート作品として販売するなど、幅広い用途で活用することができます。 HANDo KICHIJOJI 地下1階「TSUKURU」工房の様子 HANDo工房で自由にシルクスクリーン制作を楽しもう!魅力とサービス紹介 HANDo工房は、東京・吉祥寺にあるシルクスクリーンプリント専門の工房です。予約をすれば誰でも利用することができ、初心者から上級者まで手軽にシルクスクリーンプリントに挑戦することができます。ここからは、HANDo工房の魅力とサービスについて紹介します。 利用しやすい予約システム HANDo工房では、オンライン予約が可能です。利用日の30日前から予約をすることができるため、計画的に利用することができます。空き状況を確認しながら、すぐに予約ができるので、手間がかからないのもうれしい。 HANDo KICHIJOJI 工房のご予約はこちら ※ 予約カレンダーは変更になっております。「体験・制作のご予約ページ」にてご確認ください。 HANDo KICHIJOJI 施設予約フォームはこちら 豊富な機材とプリントメニュー HANDo工房では、シルクスクリーンプリントキット Tシャツくんやシルクスクリーン製版機・印刷機、製本・断裁機、布用プリンターなどの機器が揃っています。このほか、転写プリントや布用インクジェットプリントも楽しむことができます。 HANDo KICHIJOJIでできること HANDo工房では、主に以下の3つを行うことができます。 ※ 曜日・内容は変更になっております。「体験・制作のご予約ページ」にてご確認ください。 ○ プリントと製本断裁<開催日:木・金・第2/第4土曜日> シルクスクリーンプリント、ZINE制作、ノートやメモ帳作りに (初めての方はまずこの枠でご予約くださいね) ○ 製本・断裁(リピーター様のみ)<開催日:火・水曜日> ZINE制作、ノートやメモ帳作りに(おひとりで製本作業できる方向け) ○ 無料オンラインサポート<開催日:火・水曜日> Tシャツくんの使い方、ヒートプレス機の説明など どれを予約したら良いか分からない!って方は、「プリントと製本断裁」メニューをご選択ください。このほか、ワークショップなど、クリエイティブなイベントを随時開催しています。 初心者から上級者まで安心のサポート スタッフがTシャツくんの使い方やプリント方法を丁寧にサポートしてくれるため、専門知識は一切不要!初心者でも安心して利用することができます。また、中学生以下のお子様は、保護者同伴で体験することが可能です。スタッフがサポートしてくれるので、お子様も安心して取り組むことができます。 リーズナブルな料金設定 ※ 料金は変更になっております。「体験・制作のご予約ページ」にてご確認ください。 施設利用料が1,100円/3時間とリーズナブルな料金設定なのもHANDo工房の魅力です。プリントや製本機の利用料も1,100円と設定されているので、初めての方でも気軽に利用することができます。 例えば、1名様で(シルクスクリーンプリントプラン)利用する場合、シルクスクリーン版代とインク代込みで2,200円になります。詳しい料金一覧は、下記の公式ウェブサイトからご確認いただけます。 HANDo KICHIJOJI 料金表はこちら HANDo KICHIJOJI 料金表はこちら HANDo KICHIJOJIでは、当日のお支払いとなります。電子決済のみで、手間なくスムーズにお支払いすることができます。(※現金はお使いいただけませんのでご注意くださいませ。) HANDo KICHIJOJI お支払い方法は電子決済のみとなりますのでご注意ください 自由な持ち込みとデザイン プリントしたいデザインを持ち込めば、スタッフがデザインに合った方法をご案内します。また、プリントしたいもの(Tシャツ、トートバッグなど)のお持ち込みも自由です。 東京・吉祥寺のHANDo KICHIJOJIのご予約方法のご案内ご予約がオンラインで簡単になりました >>【記事】東京・吉祥寺のHANDo KICHIJOJIのご予約方法のご案内はこちら グループやイベントでの利用もおすすめ! グループやイベントなどでシルクスクリーン工房を利用すれば、仲間との絆を深める絶好の機会になります。友人や家族、習い事の仲間や職場の同僚等と一緒にオリジナルデザイングッズを制作することで、チームワークの向上や一体感を育むことができます。また、イベントやパーティーでのアトラクションとしてシルクスクリーン印刷を活用することもおすすめです。 グループでの利用には、以下のようなメリットがあります。 目標達成の喜びを共有できる グループで協力してオリジナルデザインのグッズを作成することで、一緒に目標に向かって取り組むことができるだけでなく、作る過程を楽しむ時間を共有することができます。それだけに、完成した作品を手にする喜びは、グループの絆を深める機会となることでしょう。 コミュニケーションを促進する シルクスクリーン印刷は、一つひとつの工程を経て作品が完成するため、参加者同士でアイデアを出し合いながら作業を進めることができます。そこに自然とコミュニケーションが生まれ、より深い関係性が築かれることでしょう。 クリエイティブな才能を発揮できる グループで挑戦することにより、参加者それぞれのクリエイティブな才能を発揮したり発見したりする機会になります。デザインや色の選択、印刷方法など、個々のアイデアが集まり、オリジナリティあふれる作品が誕生する面白さがあります。 記念品やプレゼントに最適 グループで制作したオリジナルグッズは、イベントやパーティーの記念品にしてもぴったり!友人や家族へのプレゼントとしても喜ばれるでしょう。手作りの温かみが感じられる作品は、作るほうも貰うほうも一生の思い出として残ります。 グループやイベント等でシルクスクリーン工房を利用すれば、参加者全員が楽しみながらクリエイティブな時間を過ごせること間違いなしです。ぜひ、仲間や家族と一緒にクリエイティブな時間を楽しんでください。 まとめ 東京・吉祥寺にあるシルクスクリーン工房HANDoは、アーティストやクリエイターが“ものつくり”を楽しめるスペースです。シルクスクリーンプリントや製本・断裁をはじめ、想いをカタチにする「場」として、クリエイティブな活動が自由に楽しめます。 専門的な知識がなくてもスタッフが丁寧にサポートしてくれるため、初心者から上級者までが利用することができます。また、専門的な道具や機材が揃っているうえに、時間貸しのサービスで利用することができ、自分のペースで快適に作業することができます。 また、グループやイベントでの利用することもおすすめです。仲間や家族と一緒にオリジナルデザインのグッズを制作することで、絆が深まる機会となるでしょう。 予約は利用日の30日前からオンライン予約が可能なため、空き状況を確認しながら予約することができ、手間がかかりません。 あなたもシルクスクリーン工房HANDoで、友人や家族、職場の同僚と一緒に、楽しくクリエイティブな時間を過ごしてみませんか。もちろん自分のオリジナルグッズを作ってもOK。アート作品の制作やブランドグッズの販売、イベントや展示会のグッズ制作など、幅広い用途で活用できます。 早速、以下の手順で予約をしてみましょう!1.シルクスクリーン工房HANDoの公式ウェブサイトにアクセスします。2.トップページから「予約」ボタンをクリックします。3.予約可能な日時を確認し、希望の日時を選択します。4.必要事項を入力し、利用人数や利用機材、サービス内容を選択します。5.予約内容を確認し、問題がなければ「予約を確定する」ボタンをクリックします。 HANDo KICHIJOJI 工房のご予約はこちら
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シルクスクリーン スキージのおすすめは?種類と特徴を徹底解説!
シルクスクリーンをはじめる上で必須の道具、スキージ。いろいろと種類がありますが、印刷する素材の厚みや硬さ、色、デザインの線の太さなど、最適なスキージ選びはケースバイケースです。 「どれを選べばいいのやら‥」とお困りの方のために、HANDoで扱っているスキージを徹底解説していきます! ◎ 目次 1.HANDoで扱うスキージは3種類! 1-1.それぞれの特徴と取扱いサイズ 1-2.標準スキージ 1-3.業務用スキージ 1-4.ウレタンスキージ 1-5.〈補足〉ウレタンスキージの硬度・厚みについて 2.きれいな仕上がりには〈刷り方〉も大切! 3.まとめ 1.HANDoで扱うスキージは3種類! 1‐1.それぞれの特徴と取扱いサイズ HANDoで取り扱うスキージは以下の3種類です。・標準スキージ・業務用スキージ・ウレタンスキージ 種類別に、その特徴や素材・デザインとの相性を比較してみます! この通りそれぞれに得意・不得意な印刷があるため、印刷したい素材やデザインに合わせてスキージを選ぶことをおすすめします。 スキージのサイズ展開は、種類によってラインナップが異なります。ご使用のフレームや、印刷するデザインの幅に合ったスキージサイズをお選びください! それでは、各種スキージについてさらに詳しくご紹介していきます。 1‐2.標準スキージ Tシャツくん スキージ 小 11.5cm 横から見るとこんな感じです! プラスチック素材で、低価格で購入できるのが魅力のスキージです! ・Tシャツくん ミドル本体には23cm・ジュニア本体には14cm・ワイド印刷機には23cmの標準スキージ が付属されています。(ワイド製版機には付属されていません) 軽くて薄いので、お子様の手にもフィットし初心者でも扱いやすく、エントリーモデルとしてぴったり。淡色のTシャツや薄手の綿素材でしたら問題なく印刷できます。 HANDoにお越しいただくお客さまの中には、「刷ってる感触が手に伝わるから力加減がしやすくて好き!」と言う方もいらっしゃいますよ! ただし!デメリットが3つ。 ・ 結構角がシャープなので扱い方によっては、この角でスクリーンを傷つけてしまう可能性があります。 標準スキージの角は尖っていて、扱い方によってはスクリーンを傷つける可能性が。 ・ 持ち手が薄いので、たくさん刷っていると手が疲れてきます。(疲れは失敗のもと!) ・ 力が一定に保ちづらいので、デザイン面が大きかったり、硬くて厚い素材や濃色素材(黒、赤など)に刷るには心許ないです。また、色ムラも出やすいです。 【 結論 】・誰もが扱いやすいエントリーモデルとして最適◎淡色生地や薄手の生地であれば十分きれいに刷れる。・ただし、手が疲れやすい。デザインや素材によっては、力が一定に保てずムラがでやすいかも? 1‐3.業務用スキージ Tシャツくん スキージ業務用S 14cm 横から見るとこんな感じです! 持ち手が木製でしっかりとグリップできるので、標準スキージよりも断然力を入れやすいかと思います。 手にかかる負担も軽いのでたくさん刷っても疲れづらいのも魅力。 スキージの角は丸みを帯びているのでスクリーンを傷つけにくい スクリーンにあたるブレードと呼ばれる部分の素材は標準スキージと同じプラスチックですが、角は丸みを帯びていてスクリーンを傷付けにくいので、何枚も繰り返し刷る方には安心です。 力を入れやすいので黒Tシャツなどの濃色生地も、綺麗に刷ることができますよ。 ただし、こちらもやはり苦手なものがあります。 ・ 金属やプラスチックのような硬い素材とは相性があまり良くありません。刷れなくはないですが、硬い素材同士がツルっと滑りやすく、失敗の原因となります。 ・ 濃色素材もいけますが、ベタ面の大きいデザインは色ムラが発生しやすいです。 【 結論 】・たくさん刷っても疲れにくく力もかけやすいから、黒Tシャツにも綺麗に刷れる。・ベタ面の大きいデザインや、硬い素材、厚い素材はコツが必要。 1‐4.ウレタンスキージ Tシャツくん ウレタンスキージ 11.5cm 横から見るとこんな感じです! こちらはブレード部分がウレタンゴムでできているスキージ。ウレタンゴムは耐摩耗性に優れているので、一つ持っていると末長く使えます。 ゴムに弾力性がありとてもパワーがあるスキージで、樹脂スキージと刷り心地が大きく違います。ゴム先端のエッジ部で「インクを掻き取る」ようなスキージのため、鮮明に印刷しやすく、細かい文字の印刷にはもってこいです! ただし、樹脂製のスキージに比べて力加減が難しく、3種類の中では一番取り扱いにコツが必要です! ゴムを反らせすぎたり角度を倒しすぎると、過剰にインクが押し出されてデザインが潰れたり線が太くなることも。 また、濃色素材への印刷は発色が薄くなることがあります。発色については刷り方やスキージを倒す角度などさまざまな理由があるので一概には言えませんが、「ウレタンスキージはインクを掻き取る」とイメージをしていただければ思います。 黒生地に白インクで刷り比べ。業務用スキージのほうがくっきりと発色しました! ▶スキージの角度による印刷の違いについてはこちらの記事で解説しているので合わせてチェックしてみてくださいね! https://www.hando-horizon.com/labo/6770 【 結論 】・パワーがあり、インクを掻き取るので、細かい文字もシャープに印刷できます。・濃色素材へのプリントは薄くなりがち。・力加減が難しく、取り扱いにコツが必要。上級者向け 1‐5.〈補足〉ウレタンスキージの硬度・厚みについて ウレタンスキージは、ゴムの〈硬度〉〈厚み〉によっても特徴が異なります。 なお、HANDoで取り扱っているものは厚さ9mm、硬度70°です。 硬度は80°、70°、65°といったように、度数で表されます。 度数が高いほど、ゴムが反りにくくインクを掻き取る力が強いため、細かい文字などを鮮明に印刷できます。ただしその分、印刷が薄くなることがあるので、特に濃色素材への印刷は注意が必要です。 一方度数が低いものは、ゴムが反りやすく、インクがたっぷりと塗布されます。そのため、硬い素材やインクを吸い込みづらい素材(帆布生地、木材など)にしっかり印刷したいときに向いています。 ただし、ゴムが反ることで下向きの力がはたらき、過剰にインクが押し出され、にじみやダブりの原因となります。 厚さについては、薄いほどゴムが反りやすくなるので、6mmは9mmと比べてインクの塗布量が多くなります。 HANDoで取り扱っている厚さ9mm、硬度70°のウレタンスキージはちょうど中間といったところで、オールマイティーにご使用頂けます。 2.きれいな仕上がりには〈刷り方〉も大切! きれいに印刷には、最適なスキージ選びだけでなく、刷り方も非常に重要なポイントです。 白Tシャツや薄手の素材は比較的どなたでもコツをつかみやすいと思いますが、特に黒Tシャツへの印刷など難易度の高い印刷になってくると、刷り方でも仕上がりに大きな違いがあります。▶刷り方の詳しい解説については、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください! https://www.hando-horizon.com/labo/6340 3.まとめ シルクスクリーン印刷をうまく仕上げるカギとも言えるスキージ選び、意外と奥が深い道具ですよね。 HANDo WEBshopでは樹脂製のスキージ・ウレタンスキージの3種を取り扱っており、サイズ展開も豊富です。印刷したいデザインや素材に合わせてスキージを使い分けて、シルクスクリーン印刷を楽しみましょう! また、東京吉祥寺にあるシルクスクリーン工房「HANDo KICHIJOJI」では、すべてのスキージをお試しいただけます。購入の前に一度刷り比べてみたい!刷りたい素材に合ったスキージを直接相談したい!というご要望があれば、お気軽にご来店くださいね。※シルクスクリーン体験には事前予約が必要です。 https://www.hando-horizon.com/labo/4600