シルクスクリーンで感謝を伝えよう:WHAT’S THANKS GIVINGDAY?
別々に社会人として働きながら活動している同級生3人組「Love your neighbor as your self」。初めてのイベントを開催されるということでHANDoもシルクスクリーンワークショップを少しだけサポートさせていただきました。
こちらの記事では、11月某日に都内で開催されたシルクスクリーンワークショップの内容をレポートします。


Love your neighbor as your selfとは?
Love your neighbor as your self(隣人を自分のように愛しなさい)を掲げ活動している3人グループのLove your neighbor as your self。キリスト教中高校出身の3人は『イベントを通して改めて感謝を伝えるきっかけを人々に与えたい』と今回のイベント企画しました。今後もクリスマス、イースターなど祝日をテーマに東京で定期的にイベントを開催していく予定とのこと。
>Love your neighbor as your self
今回のワークショップのテーマ:THANKS GIVINGDAY
毎年11月の第4木曜日にアメリカやカナダではTHANKS GIVINGDAY:サンクスギビングデーといって、収穫や恵み、日々の生活に感謝する日があります。その日は家族や友人と七面鳥などのご馳走を囲み、楽しい時間を過ごす大切な祝日です。今回はその日をテーマに、大切な人のために世界に一つだけのものを作りプレゼントし感謝の気持ちを伝えるきっかけにできれば、という想いがつまっています。


<イベントの概要>
SILKSCREEN WORKSHOP ~✴︎シルクスクリーンを体験してみよう!
巾着やトートバッグに好みのデザインや色を選んでシルクプリント。 作ったものは大切な人に感謝を伝えるためにお花やお菓子、本などを詰め込んでプレゼントに。
そんな今回のイベントの開催場所は、下北沢駅から徒歩15分程度の場所にあるカフェ。コーヒーと植物が購入できるお店です。
Pati coffee&plants :パティコーヒーアンドプランツ
シルクスクリーンキットTシャツくんで制作したデザイン
WHAT’S THANKS GIVINGDAY?:感謝を伝えよう!ということで、thankyou!を入れこんだデザインを4種類制作。 Tシャツくんを使ってミドルサイズ(最大製版サイズ22㎝×22㎝)の版を制作。


当日のワークショップの様子
事前に準備されたアイテム(素材)やデザイン、色。これらを組み合わせて(好きなアイテム×好きな色×好きなデザイン×好きな場所)オリジナルの印刷をしていきます。色だけでもたくさんの中から単色?多色?マーブル?みなさん迷いに迷ってました。そして参加者さん同士でワイワイとコミュニケーションをとりながら想像力をフルに働かせる姿がとっても印象的でした。




また、みなさんが刷り終わり、余ったインクを溜めていたボトルをみて「その色を使いたい!」というお客さんが登場。その特別な色でオリジナル印刷をつくっていました。サステナブル!余ったインクもたくさん集まるとスペシャルなマーブルカラーに変身!もう何色混ざっているのかもはやわかりません。




参加者のみなさんのお写真




当日は11月にも関わらず薄着で過ごせる程のいい天気。注ぎ込む光とカフェの緑に囲まれ、みなさん、大切な友人や家族と素敵な時間を過ごしていました。予約で参加した方に加え、カフェに遊びに来た方や常連さんも興味を示して飛び込みで参加し、約35人の方がイベントに参加してくださり、イベントは大成功。
私自身も、いろいろなコミュニケーションが飛び交う様子を目の当たりにし、今回のワークショップを通して自分の好きなものを共有したり、感謝の気持ちを伝えたりする時間をこれからも大切にしていきたいと改めて感じることができました。Tシャツくんやシルクスクリーンをそのきっかけに使ってくださり、ありがとうございました!
今回のように何かイベントをしてみたい、とそんな風に少しでも思っている方はぜひHANDoまでご相談ください!シルクスクリーンは誰でも簡単に体験できる印刷の手法だけにはとどまらず、豊かなコミュニケーションのツールでもあります。私たちはものつくりを通じて皆さんの新しい一歩をサポートしたいと思っています。
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【Tシャツくんお試しモニターインタビュー】ToRuKoさん
シルクスクリーンでものつくりをしてみたい、購入を検討しているけどなかなか一歩踏み出せない…という方へ、まずは試しに使ってみてほしい。そんな気持ちから企画したHANDo初の試み「Tシャツくん無料お試しモニター」。実際に使っていただいたモニターの方に、インタビューをさせていただきました。 Tシャツくん1988年発売のシルクスクリーンプリントスターターキット。「版」さえ作ればいろいろな素材をまたいで、いつでも印刷できる。同じものはない「私の」が作れる、<自分の想いを手で複製(コピー)していく道具>https://www.hando-horizon.com/silkscreen/tshirtkun/ Tシャツくん無料お試しモニター(※募集終了)https://www.hando-horizon.com/fukugyo/tshirtkun-rental/ ToRuKoさんについて教えてください。 「普段は映像編集やWEBデザインを中心に仕事をしていますが、個人的にイラストや絵のお仕事もしています。自分の絵の展示会を行ったり、デザインしたTシャツなどの販売なども行っています。」 Tシャツくんお試しモニターに応募したきっかけを教えてください。 「知り合いのFREE SIDEさんのInstagramのリポストを見て応募してみました。 シルクスクリーンでTシャツ販売している友達も身近にいたので、元々シルクスクリーンには興味はありました。でも、なかなか自分でやるというのは踏み出せずにいたので、いいきっかけだなと思って応募しました。」 まさにグッドタイミング。ご縁をいただき、当社としても嬉しい限りです。 HANDo COMMUNITYの“FREE SIDE”さんとお知り合いのようですが? 「知り合いのCAFE BOXさんというドーナツやさんのキャラクターのデザインをしているんですが、そのドーナツやさんとFREE SIDEのYさんが元々知り合いで。そのキャラクターを見てくださって、FREE SIDEのスタッフさんへの誕生日プレゼントに絵を描いてほしいとご依頼をいただいたことがきっかけで仲良くさせていただいています。」 HANDo COMMUNITYのひとつ、兵庫県のFREE SIDEさんは福祉事業を起点とし、様々な活動で地域に価値を生みつづける会社さん。思わぬところで繋がるご縁ですね。 CAFE BOXさんのTシャツ。こちらも今回のモニターで制作しました。 FREE SIDEスタッフさんのご家族一家の似顔絵をデザイン お誕生日にパーカーにプリントしてプレゼント! 今回のモニターでは何を作りましたか? 「展示会の作品と、即売会で販売する商品を制作しました。 Tシャツや、バッグ、ポーチ、キーホルダー、アクセサリーなど色々と作らせてもらいました。」 Tシャツくんを使ってみてどうでしたか? 「まずシンプルに楽しかったです。シルクスクリーンに触れたことがなかったので、一つの技法として面白かったです。インクの混色も自由にできるので、想像以上に思い通りの表現ができました。」 そうですね!アイデア次第で色々な表現ができるのもシルクスクリーンの魅力です。今回、マーブルプリントにも挑戦していただいたようですね? 「はい。マーブルプリントが特に気に入って、たくさん挑戦してみました。何度かやってみて、だんだんコツがつかめてきて、インクとインクの間のところは、先に少し混ぜてからスキージするといいとか…」 すごい!かなり上級のコツまでつかんでますね。 私たちでもプリントが難しいような、洋服のポケットの部分や、マチの大きなポーチなどにも刷っていただいていましたが、どんな風にプリントされたんですか? 「そこはシルクスクリーンをやっている友達にアドバイスをもらいながらやってみました。ポケットの段差の部分とかは、中にダンボールを入れたりして段差を解消したりして、試行錯誤でやってました。」 試行錯誤していただく中で、ここは特に難しかったな~というところはありましたか? 「かなり枚数を刷ったので、インクの目詰まりが気になりました。版のお掃除はこまめにやっていたんですが、20~30枚刷るとやっぱり段々とかすれてきちゃって、でもそれも味かなあって思って、割り切って刷っていましたね。」 たしかに。かすれもシルクスクリーンならではの味と前向きにとらえていただいたんですね!製版(版づくり)の方はどうでしたか?難しくなかったですか? 「レクチャーで教わった通りにやったら、思ったよりも失敗しなくて、たくさんデザインを製版できて嬉しかったです。紫外線が入りにくい夜に作業してたっていうのもあるかもしれません。実験的に、私の知り合いにも教えながら一緒にやってみてもらったんですけど、その子も綺麗に製版できていて。誰でも簡単にできるんだなって思いました。」 今後Tシャツくんでどのようなことをしてみたいですか? 「普段わたしはキャンバスに絵を描いているのですが、作品としてキャンバスにシルクスクリーンでプリントしてみたらどうなるかなと思っています。今回のモニターでマーブルプリントがとても気に入ったので、マーブルプリントを中心にした作品作りもやってみたいです!」 まとめ ToRuKoさん、インタビューや写真のご提供、そしてTシャツくん無料お試しモニターにご参加いただきありがとうございました! Tシャツくんは、「版」さえ作れば、在庫を持たずにいつでも必要な分だけを印刷することができます。みなさんの想いをカタチにする道具として、ぜひご活用いただけると嬉しく思います。 ToRuKoさん兵庫県 デザイナー、アパレルデザイン・販売Instagram:https://www.instagram.com/168_toruko/アパレルブランド Peanut&Jelly:https://www.instagram.com/00peanutandjelly00/
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廃棄消防ホースにシルクスクリーン印刷でコースター作り 廃棄となってしまう消防用のホースにシルクスクリーン印刷をしてコースターを作りたい…!というご相談から繋がった広島県の呉市消防局様とのご縁。Tシャツくんミドルの使い方をオンラインでレクチャーさせていただいたり、デザインの作り方やインク選びなどをお手伝いさせていただいたHANDoに、呉市消防局のみなさまから完成したコースターが届きました! 廃棄消防ホースにシルクスクリーン印刷でコースター作り 当初送っていただいた消防ホースのサンプルは、やはり実際に使われているものとあって分厚くてかたい…。そのため、HANDoでは「相性が良いスキージは?」「インクの発色は?」「実際にコップの水滴で滲んだりしない?」などなど、さまざまなことを検証。結果、分厚くてかたい消防ホースには【ウレタンスキージ】が、そしてインクはプレーン、リッチ、ソフトいずれも水滴では滲まなかったため、一番使いやすい【プレーン】をご提案しました。 Tシャツくん ウレタンスキージ ウレタンスキージはゴム製なので、分厚くてかたい帆布のような素材や、プラスチックやガラスなどのかたい素材、紙などに向いているスキージ。目の粗いキャンバス生地のように凹凸のある素材にも密着しやすいため、通常の樹脂スキージよりも滲みやかすれが出にくくなっています。(扱うのが少し難しいので上級者向けのスキージです。) Tシャツくん 水性シルクスクリーンインク「プレーン」100g Tシャツくん水性シルクスクリーンインク「プレーン」は一番スタンダードなインク。黒や赤などの濃色素材には発色しにくいですが、目詰まりを起こしにくいので、どなたにも使っていただきやすいインクです。ちなみに、プレーンにはチューブタイプのパッケージもあります!初めての方やワークショップなどで便利なかたちです◎ Tシャツくん 水性シルクスクリーンインク「プレーン」200g 今回、呉市消防局のみなさまが制作したアップサイクルコースターは、随時イベントで配布をするとのこと。本来であれば廃棄してしまう消防ホースがシルクスクリーンによって生まれ変わり、身近に使っていただけるグッズになる、という何とも素敵な取り組みにTシャツくんを活用していただきました。今後の呉市消防局の取り組みもぜひ、みなさまチェックしてみてくださいね。 廃棄消防ホースにシルクスクリーン印刷でコースター作り 廃棄消防ホースにシルクスクリーン印刷でコースター作り ちなみに…作業当日の様子もご厚意で送っていただきました! 分厚くてかたいという難易度高めの素材でしたが、綺麗にプリントできたとのご報告を受け一安心。素敵な制作のアイテムの一つとしてTシャツくんをご活用いただきありがとうございました! 廃棄消防ホースにTシャツくんでコースター作り 廃棄消防ホースにTシャツくんでコースター作り HANDoではこのようなアップサイクルなどの取り組みを応援中。過去には、タンスの中で眠ってしまっている洋服をシルクスクリーン印刷でリメイクや、製品化できない生地をシルクスクリーン印刷でパレードのパッチにリメイクなど、様々な取り組みをお手伝いしています。こんなことできるかな?など、いつでもご相談をお待ちしています。ぜひぜひお気軽にお問い合わせくださいね。 ▼過去のレポートはこちら https://www.hando-horizon.com/report/4695
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